リルがいなくなって1年がたった
リルが旅立って1年がたった。
皆んなに、リルは「虹の橋」に旅っだって言ったんだよ!と言われ納得したはずなんだが、時々雲がリルに見えたりして、とても切ない喪失感に胸が締め付けられることが何度もあった。
これではいけない!と夫婦二人で考えた。
「虹の橋」は高いところにあるね。それなら高いところに行って少しでもリルに近づいて元気な姿で挨拶しよう!と、とても単純に考えて山に登ることにした。
とは言っても今まで山など積極的に登ったことなどなく躊躇していたのだが、ウジウジしてても仕方ないので昨年の5月の末に弥彦山に行った。
ここ数年ウォーキングは継続していたので体力は問題ないとたかをくくって、出張のとき使っていたリュックサックを引っ張り出して着替えのシャツとおにぎり一個とペットボトルなど詰めて登り始めた。
超初心者二人なので登るときのペースもウォーキングのノリでスタートした。最初は快調に飛ばしていたのだが徐々に心拍数が上がり、汗が吹き出て、まるで全力疾走したかのような気分になった。
それでもなんとか登りきり、彌彦神社の神様にお参りして、リルにも挨拶ができた。
その後、何度となく色々な山に登りリルに近づいて挨拶をしてる。
最近は元気も出て山に登ることが趣味になってきた。
リルの導きのような気がするが、元気を出して二人で精一杯楽しんで穏やかな道を歩むつもりだ。
サンキュー! リル